
小田原駅周辺で、心身ともにリフレッシュできる場所をお探しですか?それなら、地元に根差した小田原市で唯一の老舗銭湯「中島湯」に立ち寄ってみませんか。
昭和9年創業の歴史を持ち、筆者も長年通う中島湯の小田原駅から徒歩10分という手軽なアクセス、営業時間や料金、昔ながらの施設の特徴や雰囲気、地元民だからこそ知っている楽しみ方をご紹介します。
- 小田原駅からの詳しい行き方
- 中島湯の最新の営業時間、料金、休みの日
- 懐かしさを感じる施設や雰囲気
- 湯上がりをもっと満喫するおすすめの方法
地元会社員が語る「小田原駅チカ 中島湯」の魅力

小田原駅のすぐそばで、仕事や観光で一日を過ごし疲れた際にぜひ訪れてほしい場所、それが地元で暮らす筆者が長年通う老舗の銭湯「中島湯」です。この場所は、まさに心と体が癒される特別な空間です。多くのご家庭に浴槽がある時代でも、中島湯には他では得られない温もりと安らぎがあります。創業は昭和9年、小田原市内で唯一現存する歴史ある銭湯なのです。JR東海道線の小田原駅から歩いておよそ10分から12分で到着できます。「仕事帰りにも気軽に立ち寄れて便利、ですね。」無料の駐車場も3台分用意されています。料金は大人530円、中人200円、小人100円と、大変手頃な価格です。


建物に入ると、まず昔ながらの番台が目に入ります。初めての方には、番台で親切に利用方法を教えてくれるのです。脱衣所は明るく、鍵付きのロッカーも備え付けられています。手荷物も安心して預けられます。常連さんが自分専用の桶を棚に置いている様子を見ると、中島湯が地域の人々の生活に根ざしていることがよく分かります。


浴場へ足を踏み入れると、正面に描かれた迫力ある富士山のペンキ絵が目に飛び込んできます。洗い場は7ヶ所設けられ、浴槽は向かって左に浅湯、右に深湯があります。使用しているお湯は地下水です。肌あたりがとても柔らかく感じられます。湯船の温度はおよそ42度に設定されていて、仕事で冷えた体も体の奥からしっかりと温まります。浴場には、近頃あまり見かけないケロリン桶や、どこか懐かしさを感じる花柄の壁面タイルなど、昭和の時代を感じさせるものがたくさんあります。


湯上がりには、番台で販売しているコーヒー牛乳を飲むのが筆者のお楽しみです。瓶に入った冷たいコーヒー牛乳を一杯飲むと、お風呂上がりのさっぱり感がさらに増し、格別に美味しく感じられます。
中島湯は、単にお風呂に入るだけの施設ではありません。地元の人々との温かい交流や、昔から変わらない落ち着いた雰囲気に包まれることができる、筆者にとって特別な場所です。日々の疲れを癒し、時にはこれまでの道のりを静かに振り返るきっかけを与えてくれます。
現在、井戸水の水量が少ないため、営業時間が午後3時30分から午後8時30分までと短縮されている期間があります。また、近隣に住んでいる方の利用が優先されることもあります。お出かけ前に電話で営業時間や混雑状況を確認すると良い、と筆者はおすすめします。小田原の街並みに自然に溶け込んでいる老舗銭湯、中島湯で心も体もさっぱりしてリフレッシュしてください。
昭和から変わらぬ温かさ『中島湯』の雰囲気を地元会社員が紹介

中島湯の雰囲気は、昭和の時代を思わせるどこか懐かしい空気が広がり、落ち着いています。筆者はこの場所に長く通っており、タイムスリップしたような非日常感よりも、暮らしに寄り添う温かさを感じる空間だと感じています。


脱衣所では、まずその独特な雰囲気が感じられます。そこに置かれた様々な備品も、中島湯ならではの魅力を一層高めています。脱衣所は明るく清潔に保たれており、鍵付きロッカーがあるため、荷物についても安心です。棚には洗面道具一式を入れたカゴを置いている常連の方々が多くいらっしゃいます。自宅から着替えやタオルを持参し、洗面道具をこの場所に置いておく「置き桶」という文化は、初めて中島湯を訪れた方には珍しい光景かもしれません。これは、中島湯が単なるお風呂屋さんとしてではなく、地域の人々の生活の一部となっている証です。

昔ながらのダイヤル式体重計は、長い年月が経っていますが今でも現役で使用されています。また、番台ではタオルや石鹸を購入できます。タオルは100円、一回使い切りの小さな石鹸は20円で販売しています。そのため、手ぶらで訪れても必要なものを揃えられます。
このように、中島湯は建物が持つ歴史と、そこに集まる人たちが作り出す温かさが大きな魅力です。昔ながらの体重計や「置き桶」など、他では珍しくなったものが中島湯では当たり前のように存在し、訪れるすべての方に特別な心地よさを与えています。
仕事疲れに効く!地元会社員おすすめ『中島湯』の快適お風呂

この見出しのポイント
仕事の疲れがたまった日には、温かい湯船に入ることが心身のリフレッシュになります。筆者にとって、中島湯はそのような疲れを癒すのに最適な場所です。筆者は長年中島湯を利用しており、洗い場や湯船などの設備を快適に使うための視点を持っています。
中島湯の浴室には、洗い場が7つ設けられています。浴槽は二つ用意されています。時間帯によっては地元の方々で賑わいますが、長年利用している方の間には互いへの配慮があり、次に利用する方がスムーズに使えるよう工夫がなされています。常連の方は、閉店時間も意識して利用しています。
二種類の湯船の特徴

中島湯の湯船は、左手にある浅湯と右手にある深湯の二種類です。
「私はもっぱら深湯に入ることが多い」です。
「こちらの湯温は45度と少し熱め」なのですが、「この熱さがたまらなく心地よく、仕事で張った体の力がふっと抜けていく感覚」があります。
「浅湯にはバイブラが付いているので、じっくり体をほぐしたい時にも良い」ですね。
「どちらの湯船も、温かい湯に浸かっていると心まで解きほぐされていく」のを感じます。
銭湯らしい壁絵と設備

浴室に入るとまず目に飛び込んでくるのが、壁一面に描かれた大きな富士山のペンキ絵です。銭湯の王道そのものであり、見ているだけで気持ちが落ち着きます。
湯船のそばに積み重ねられた黄色い桶も、昔ながらのケロリン桶が置かれています。最近ではあまり見かけなくなった桶ですが、これがあるのは筆者として嬉しい点です。脱衣所には、これもレトロなダイヤル式の体重計が見られます。湯上がりに乗ってみると、少し驚くこともありますが、これもまた銭湯らしい楽しみの一つです。浴室の壁にある花柄の模様も、昔ながらの雰囲気を伝えています。筆者はこういった細部の一つ一つから、地元に長く根付いた中島湯の歴史や温かさを感じ取ることができます。
湯上がりに欠かせない一杯

中島湯に来たら、お風呂に入って終わりではありません。
「湯上がりには、番台の前の冷蔵庫で売っている飲み物」を飲むのが最高の瞬間です。
「特に昔から変わらない味わいの冷たいコーヒー牛乳」は、湯上がり火照った体に染み渡ります。
「自宅のお風呂や最近の日帰り温泉でも同じものを飲むことはできます」が、「不思議と中島湯で飲む一杯が一番美味しく感じる」から不思議です。
「仕事終わりの一杯」という感覚で、「この小さな贅沢が、明日への活力を与えてくれる」気がします。
販売品 | 価格 |
---|---|
タオル | 100円 |
小さな石鹸 | 20円 |
タオルや石鹸は番台で購入できます。
もし準備を忘れてしまっても、手ぶらで立ち寄れる気軽さがあります。
「私のように自分専用のマイ桶をボトルキープのように置いていく常連さんの姿」を見かけるのも、この銭湯の地元に溶け込んだ温かい雰囲気を感じられる瞬間です。
中島湯の駐車場情報【無料で利用できる?】

小田原駅から歩いておよそ10分の場所に「中島湯」があります。車でいらっしゃるお客様のために、無料の駐車場も用意されています。駐車スペースは「中島湯」の建物の裏手にあり、およそ3台まで停められます。無料で利用できますが、収容台数が少ないため、時間によってはすぐに満車になります。
特に夕方以降の多くの方が利用される時間帯は、駐車場が空いていないことが多いです。万一、駐車場が満車の場合は、小田原駅から徒歩10分と駅からのアクセスが良い場所にありますので、電車やバスなどの公共交通機関を利用するのも良い方法です。他の場所への駐車は絶対におやめください。「中島湯」の無料駐車場はご利用いただける台数に限りがあります。車で来られるなら、早い時間帯を目指すのがおすすめです。混雑時は、公共交通機関でのご来訪もぜひ検討してください。
よくある質問(FAQ)
- 中島湯の現在の営業時間や定休日を教えてください。
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現在の営業時間と定休日について説明します。
記事本文にも少し触れていますが、井戸水の渇水の影響で、営業時間は午後3時30分から午後8時30分までとなっています。
早めに閉店する場合もあります。
定休日は毎週火曜日です。
その他に臨時休業もありますので、訪問前に電話で確認すると安心です。
- 中島湯にはサウナや水風呂はありますか?
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中島湯にサウナや水風呂はありません。
昔ながらの銭湯の造りになっており、浴室には浅湯と深湯の二種類の湯船があります。
それぞれの湯船でゆっくりと温浴をお楽しみいただけます。
- 中島湯に駐車場はありますか?利用できない場合はどうすればよいですか?
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中島湯には無料の駐車場が約3台分あります。
ただし、時間帯によっては満車になることがあります。
駐車場が満車の場合、残念ながら他に契約している駐車場はありませんので、公共交通機関を利用することをおすすめします。
小田原駅から徒歩10分ほどの距離にありますので、電車でのアクセスも便利です。
- タオルや石鹸を持っていなくても利用できますか?手ぶらでも大丈夫ですか?
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手ぶらで中島湯を訪れても大丈夫です。
番台でタオルや石鹸を購入できます。
タオルは100円、一回使い切りの小さな石鹸は20円で購入できますので、準備を忘れてしまっても安心です。
シャンプーやリンス、その他のアメニティは用意がありませんので、必要な場合は持参することをおすすめします。
- 中島湯を利用する際、何か特別なマナーはありますか?
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特別なマナーは特にありませんが、地域に密着した銭湯ですので、気持ちよく利用するための大切な点があります。
浴場では、次に使う人がスムーズに使えるように場所を譲り合うといった常連さんたちの配慮があります。
現在の井戸水渇水の状況下では、お湯を大切に使うように心がけるのが大切です。
備え付けのシャワーを出しっぱなしにしないなど、基本的な銭湯のマナーを守ってご利用ください。
- 入浴料金はいくらですか?子供料金もありますか?
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入浴料金について説明します。
大人料金は530円です。
中人(小学生)は200円、小人(未就学児)は100円で利用できます。
ご家族で利用しやすい料金設定となっています。
番台で支払いを行います。
まとめ:小田原駅から銭湯へ徒歩10分!「中島湯」で歴史を味わう

この記事では、小田原駅からも手軽にアクセスできる小田原市唯一の老舗銭湯「中島湯」をご紹介しました。
- 昭和9年創業の歴史と小田原駅から徒歩約10分という立地
- 昔ながらのリーズナブルな料金と昭和レトロな雰囲気
- 浅湯と深湯の二種類の湯船で体の疲れを癒せる
- 無料駐車場があるが、最新情報の事前確認がおすすめ
仕事や観光で小田原を訪れた際は、ぜひ中島湯で心と体を癒すひとときを過ごしてみてください。